- TOP»
- 屋根塗装
屋根の上は外壁と違い、かなり厳しい環境です。 特に夏場の屋根の上は、非常に暑くて過酷な場所になることは、想像し やすいと思います。
塗装する屋根の種類は、主にスチール屋根、ガルバリウム鋼板、 (形状としては、平葺き・桟葺き・折板など)スレート屋根、コンクリート瓦、などです。
スレート屋根 | 桟葺き(サンブキ)屋根 | 折板屋根 | 平葺き屋根とトタン屋根 |
屋根の劣化
屋根の劣化には、塗膜のはがれ、色褪せ、カビ、苔などの増殖、錆などがあります。
藻・コケの発生は、直接屋根自体の劣化を進めませんが、長い間コケ類をそのままにしておくと、
ほかの場所より水気を帯びている時間も長くなることから、だんだんに塗膜もなくなります。
劣化が進行しすぎると塗り替える時に余分な費用がかさんでしまいます。
場合によっては躯体まで傷めてしまいます。
コケ | 錆が出ています | 色が剥げ落ちています | 色が薄れてきています |
色褪せ | 全体的に錆びています | 苔が生えています | 塗膜が剥げています |
錆 | こうなる前に | 割れ | 苔や割れが目立ちます |
下地処理
どんな塗装部位もそうですが、やはり一番肝心な部分は下地処理です。
まず最初は、屋根全体をケレンします。また、浮いている塗膜が有れば剥がします。
錆がひどい場合には機械を使い錆を落とします。次に釘など緩んでいる所は打ちこみます。
大きなゴミなどが有れば取り除きます。
次は洗浄です。高圧洗浄機を使い、隙間なども含め丁寧に洗い流します。
01
ケレン
02
ケレン作業中
03
機械でさび落とし
04
劣化塗膜及び
浮き塗膜を剥がしています
05
高圧洗浄中
塗装(塗り回数と塗料は仕様によります)
乾燥したら穴や亀裂や欠落部や溝などをコーキングなどで補修します。
次に錆部に錆転化防錆剤をぬり乾燥後、錆止めを塗ります。
01
錆止め塗装
02